2009年01月30日
「さる打法」・・・奥義(下の巻)守護神Ver
(上の巻)でインパクトまでは説明しました。
それでは、究極奥義・・・へ
○フォロースルーでは、インパクトの時よりも身体が回った状態になり、
”おへそ”が斜め左方向を向くことになります。
腕はラケットヘッドに引かれるように、回転運動にともなって、
身体に巻きつくようになってしまいます。
*身体と腕とラケットは常に連動しているので、ラケットだけが
身体から離れていくことはありません。
☆フィニッシュは、これまでのスイングの結果の形です。
身体を回転させ、腕を巻きこんだ形になり、テークバックでの
右肩と左肩が入れ替わった形でフィニッシュできれば、
理想的なスイングができた・・・ということになります。
☆☆さて、「さる打法」の本当の奥義といえるのは、これからです。
これまで、スタンスについて、一切触れてきませんでした。
人間の普段の歩行では、右足が出ると同時に左肩がでて、自然に
上体をひねっているんです。
右足を回転軸としてスイングしていくなかで、”おへそ”が正面を向く
(打球方向)時に、右足から左足への体重移動が自然におこります。
「さる打法」基本レッスンでは、右足から左足、さらに再び右足に体重の
移動が自然にできるボールをさるコーチが球出ししていたはずです。
相手コートから飛んでくるボールに対して、回転軸としての右足の
つま先が前方向(打球方向)を向いて上体のひねりでテークバック
していきます。
右肩が開き、インパクトにむかって、回転軸が右足から体幹部
(身体の中心)に移動し、同時に体重の移動がおこるわけです。
ボールは相手コートに打っていきます。
前からくるボールに対して、身体の正面でボールを打ち、前に飛ばして
いくので、左足が後ろにあるわけないですよね。
右足を出しながらテークバックして、”おへそ”を突き出すように
右肩をボールにぶつけながら、左足が出て、もっと”おへそ”が左を
向くので、また、右足が出るという、別名「二足歩行三歩打法」
お分かりいただけたと思いますが、ラケットスのイングプレーンは、
完全な円でななく、楕円軌道になり、インパクトでボールを押し
出す動きは、回転軸の移動でスムースにおこなわれはずです。
両足を真横におくオープンスタンスでも、左足を前に踏み込む
スクエアースタンスでも、その中間的セミオープンスタンスでも、
打ちたいボールに応じて、どのスタンスでも対応できるはずです。
「さる打法」、フォワードスイングからインパクト、そしてフォロースルー
までの回転運動を、空中でやると・・・エアー・ケイになるはずです。
お師匠様、守護神Verなどと、生意気にも解説してすいません。
ところで、間違ってませんよね。
それでは、究極奥義・・・へ
○フォロースルーでは、インパクトの時よりも身体が回った状態になり、
”おへそ”が斜め左方向を向くことになります。
腕はラケットヘッドに引かれるように、回転運動にともなって、
身体に巻きつくようになってしまいます。
*身体と腕とラケットは常に連動しているので、ラケットだけが
身体から離れていくことはありません。
☆フィニッシュは、これまでのスイングの結果の形です。
身体を回転させ、腕を巻きこんだ形になり、テークバックでの
右肩と左肩が入れ替わった形でフィニッシュできれば、
理想的なスイングができた・・・ということになります。
☆☆さて、「さる打法」の本当の奥義といえるのは、これからです。
これまで、スタンスについて、一切触れてきませんでした。
人間の普段の歩行では、右足が出ると同時に左肩がでて、自然に
上体をひねっているんです。
右足を回転軸としてスイングしていくなかで、”おへそ”が正面を向く
(打球方向)時に、右足から左足への体重移動が自然におこります。
「さる打法」基本レッスンでは、右足から左足、さらに再び右足に体重の
移動が自然にできるボールをさるコーチが球出ししていたはずです。
相手コートから飛んでくるボールに対して、回転軸としての右足の
つま先が前方向(打球方向)を向いて上体のひねりでテークバック
していきます。
右肩が開き、インパクトにむかって、回転軸が右足から体幹部
(身体の中心)に移動し、同時に体重の移動がおこるわけです。
ボールは相手コートに打っていきます。
前からくるボールに対して、身体の正面でボールを打ち、前に飛ばして
いくので、左足が後ろにあるわけないですよね。
右足を出しながらテークバックして、”おへそ”を突き出すように
右肩をボールにぶつけながら、左足が出て、もっと”おへそ”が左を
向くので、また、右足が出るという、別名「二足歩行三歩打法」
お分かりいただけたと思いますが、ラケットスのイングプレーンは、
完全な円でななく、楕円軌道になり、インパクトでボールを押し
出す動きは、回転軸の移動でスムースにおこなわれはずです。
両足を真横におくオープンスタンスでも、左足を前に踏み込む
スクエアースタンスでも、その中間的セミオープンスタンスでも、
打ちたいボールに応じて、どのスタンスでも対応できるはずです。
「さる打法」、フォワードスイングからインパクト、そしてフォロースルー
までの回転運動を、空中でやると・・・エアー・ケイになるはずです。
お師匠様、守護神Verなどと、生意気にも解説してすいません。
ところで、間違ってませんよね。
2009年01月30日
「さる打法」奥義(上の巻)・・守護神Ver
昨年からブログを騒がせている「さる打法」、1月28日に神奈川で
そのベールを脱ぐことに・・・90分のレッスンでは疑問を持たれた
プレーヤーさんもいるのではないでしょうか。
師匠ほど的確に解説できるか疑問ですが、レッスン後の参考まで。
まずは、インパクトまでの「上の巻」
最初に確認しておきたいのが、グリップです。
セミウェスタングリップが最適で、グリップは軽く握り、リラックスした
状態で構えます。
☆テークバックは、右利きの場合ラケットを持つ右手と持っていない
左手がほぼ同じ高さになるようにセットされるのが理想です。
(高いボールなら左手も高く、低ければ低く、身体の回転を使うための
準備で、身体のバランスを取るためです)
ラケットを引くというよりも、左肩を回して上半身のひねりでテークバック
を行う一方、右利きの人は右足をボールの後ろにしっかりと入れていきます。
しっかりと右足を踏ん張ることが、回転運動のパワーにつながります。
(右足のつま先は斜め前から前方向に向くのが、股関節に無理のない
スムースな身体の回転運動を生み出します)
テイクバック時にラケットヘッドを立てることも忘れないでください。
この状態(ラケットヘッドが立っている)からフォワードスイングにかけて
ラケットヘッドを落としていき、インパクトからフォロースルーにかけて
もう一度ラケットヘッドを立てるような感じでスイングスピードを上げて、
ボールに回転をかけていきます。
このラケットワーク(ラケットヘッドをスムースに回す)のためにも手首を
リラックスさせておく必要があります。
また、ボールの高さに合わせられるよう、膝は柔らかくしておきます。
○フォワードスイングから、身体の回転が始まります。
テークバック時に踏みこんだ右足を回転軸として、打球方向に
”おへそ”を向けていきます。
注意して欲しいのは、インパクトの時に身体が回転するのではなく、
フォワードスイング(インパクトに向けてラケットを振り出す時点)で、
身体の回転運動を始めることが大切です。
回転運動の始動が遅れると、ボールを引きこみすぎて、打点が”後ろ”になってしまいます。
ボールの飛んでいくコースが、思っているよりも右方向にずれている
時は、始動が遅れ気味になっているのかもしれませんね。
(先に身体を回し、その動きに合わせてラケットがあとからついてくる
・・・みたいな感覚です)
身体の回転にともなって、左肩が開いていきます。
「身体を開いてはいけません」という理論は、一昔前の飛ばない
ラケット・ストリング・ボールの時代のものです。
「さる打法」では、”身体をひらく”ことがベースになります。
身体を開いてラケットを加速させ、スイングスピードを上げるんです。
(腕力の弱いジュニア、女性には理想的なスイングです)
☆インパクトでは、身体の回転運動に連動して、右肩が打球方向へ
向いていきます。(右肩をボールにぶつけていく感じです)
フォワードスイングで打球方向に向け始めた”おへそ”を、完全に
前に向ける必要があり、身体が真正面(ネットに正対)を向くことに
なります。
身体が正面を向き右肩がボールにぶつかっていくと、自然にインパクト
の位置は身体の前になります。
「打点は前」とアドバイスされて、戸惑ったプレーヤーさんは、これで
理解できたと思います。身体をとおりこしての前でななく、
身体の”前”なんです。
回転運動しながら身体を開いていくと、インパクトがずれたり、
ぶれたり、となりがちですが、顔を残すこと、顔を固定することで
インパクトの正確性は保つことができます。
「ボールを良く見て!」とは、こういう意味もあったんです。
そのベールを脱ぐことに・・・90分のレッスンでは疑問を持たれた
プレーヤーさんもいるのではないでしょうか。
師匠ほど的確に解説できるか疑問ですが、レッスン後の参考まで。
まずは、インパクトまでの「上の巻」
最初に確認しておきたいのが、グリップです。
セミウェスタングリップが最適で、グリップは軽く握り、リラックスした
状態で構えます。
☆テークバックは、右利きの場合ラケットを持つ右手と持っていない
左手がほぼ同じ高さになるようにセットされるのが理想です。
(高いボールなら左手も高く、低ければ低く、身体の回転を使うための
準備で、身体のバランスを取るためです)
ラケットを引くというよりも、左肩を回して上半身のひねりでテークバック
を行う一方、右利きの人は右足をボールの後ろにしっかりと入れていきます。
しっかりと右足を踏ん張ることが、回転運動のパワーにつながります。
(右足のつま先は斜め前から前方向に向くのが、股関節に無理のない
スムースな身体の回転運動を生み出します)
テイクバック時にラケットヘッドを立てることも忘れないでください。
この状態(ラケットヘッドが立っている)からフォワードスイングにかけて
ラケットヘッドを落としていき、インパクトからフォロースルーにかけて
もう一度ラケットヘッドを立てるような感じでスイングスピードを上げて、
ボールに回転をかけていきます。
このラケットワーク(ラケットヘッドをスムースに回す)のためにも手首を
リラックスさせておく必要があります。
また、ボールの高さに合わせられるよう、膝は柔らかくしておきます。
○フォワードスイングから、身体の回転が始まります。
テークバック時に踏みこんだ右足を回転軸として、打球方向に
”おへそ”を向けていきます。
注意して欲しいのは、インパクトの時に身体が回転するのではなく、
フォワードスイング(インパクトに向けてラケットを振り出す時点)で、
身体の回転運動を始めることが大切です。
回転運動の始動が遅れると、ボールを引きこみすぎて、打点が”後ろ”になってしまいます。
ボールの飛んでいくコースが、思っているよりも右方向にずれている
時は、始動が遅れ気味になっているのかもしれませんね。
(先に身体を回し、その動きに合わせてラケットがあとからついてくる
・・・みたいな感覚です)
身体の回転にともなって、左肩が開いていきます。
「身体を開いてはいけません」という理論は、一昔前の飛ばない
ラケット・ストリング・ボールの時代のものです。
「さる打法」では、”身体をひらく”ことがベースになります。
身体を開いてラケットを加速させ、スイングスピードを上げるんです。
(腕力の弱いジュニア、女性には理想的なスイングです)
☆インパクトでは、身体の回転運動に連動して、右肩が打球方向へ
向いていきます。(右肩をボールにぶつけていく感じです)
フォワードスイングで打球方向に向け始めた”おへそ”を、完全に
前に向ける必要があり、身体が真正面(ネットに正対)を向くことに
なります。
身体が正面を向き右肩がボールにぶつかっていくと、自然にインパクト
の位置は身体の前になります。
「打点は前」とアドバイスされて、戸惑ったプレーヤーさんは、これで
理解できたと思います。身体をとおりこしての前でななく、
身体の”前”なんです。
回転運動しながら身体を開いていくと、インパクトがずれたり、
ぶれたり、となりがちですが、顔を残すこと、顔を固定することで
インパクトの正確性は保つことができます。
「ボールを良く見て!」とは、こういう意味もあったんです。