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悪戦苦闘記録 二十数余年の冬眠から目覚め、ラケットを握りコートを走り回る楽しみを思い出し、少しでも強くなろうとする、おじさんの記録。

熱中症・・最終章

さて、ここ何回か・・・熱中症について、記事にしてみました汗

「熱中症」のメカニズムは理解してもらえたと・・思います。

「熱中症」最終章・・・「熱射病」について

熱射病は、熱によって引き起こされる最も重い障害です。
自己温度調節機能の破綻による中枢神経系を含めた
全身の多臓器障害といえます。
体温が40℃を超え、脳障害の症状がみられるという2つの特徴により、
熱射病は他の高温による障害と区別されます。
(ある種の皮膚病や薬によって、熱射病のリスクは非常に
高くなることがあります。)
熱射病は心臓、肺、腎臓、肝臓、脳などの重要な器官に一時的
あるいは回復不能な損傷を与えます。
体温が上昇するにつれて臓器が損傷を受け、特に体温が41℃を超えると
急速に障害が進みます。
熱射病から死に至ることもあります。

○症状としては、熱疲労(Ⅱ度)の症状と同様に、めまい、立ちくらみ、
脱力、疲労感、頭痛、目のかすみ、筋肉痛、吐き気と嘔吐などに、
意識障害、おかしな言動や行動、過呼吸、ショック症状などが、
重なり合って起こることがあります。警戒すべき症状です。

熱射病は数時間から数日かけて徐々に進行することもありますが、
急速に発症することもあり、特に高温多湿の環境下での作業、運動
には、注意が必要です。
*熱射病では、皮膚は熱く、赤くなり、乾燥します。
多くの場合、暑いのに汗が出ません。
錯乱したり、見当識障害がみられたり、痙攣発作が起きたり、
昏睡状態に陥ることもあります。
心拍数や呼吸数は上昇し、脈拍は速くなりますが、血圧は
高いことも低いこともあります。
体温は40℃を超え、普通の体温計では測れないほどの
高温になることもあります。

○意識障害を伴うような「熱中症(熱射病・新定義Ⅲ度程度)」
においては、迅速な医療措置が、生死を左右します。
発症から20分以内に体温を下げることができれば、
確実に救命できるとさえいわれています。
このような、「熱中症」でも、重度(Ⅲ度程度)になると、
一般に集中治療が可能な医療施設が必要となることが多いと
考えられます。

何故、ここまで、何度も繰り返して、「熱中症」を説明といか、
記事にするか・・・
今まで記事にしてきたような患者さんがいれば、皆さん、確実に
119番通報をして、救急車を要請することになると思います。
交通事情にもよりますが、通報から救急車の到着までの時間に、
手当てが必要だからです。

救急隊任せ、医師任せ、ではなく、
必要な手当てをいち早く施してください。
重症患者へはバイスタンダーの応急処置が、とても大切なのです。

「その2」バイスタンダーの応急処置に続く


悪戦苦闘日記 | 投稿者 守護神 17:20 | コメント(0)| トラックバック(0)
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